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7-2の大勝で6試合ぶりの勝利。長かったトンネルを抜ける。

レポート2024年7月19日
前節アウェイのタンジョンパガーユナイテッドFC戦で相手の退場で一人多いながらも逆転負けを喫したアルビレックス新潟シンガポール。
試合翌日には吉永一明監督との契約解除を発表し、重富計二新監督が就任して立て直しを図ります。


重富 計二監督


ここ最近の試合で登録外やベンチスタートが多かったキャプテンのホーワイローン選手が中盤へと戻り、大竹洋平選手が登録から外れました。



1分、裏へと抜け出した中埜信吾選手が遠くから強引にシュート。枠からは外れますが積極的に狙っていく姿勢を見せます。

10分、いきなり試合が動きます。
三國スティビアエブス選手のロングフィードから抜け出した中埜選手。一度はスピードを緩めますが中へと運び右足一閃!ゴール左隅に素晴らしいシュートが決まりアルビSが先制します。



しかし、注意したい直後のプレー、左サイドでボールを失うと、最後はクロスから元アルビSの田中幸大選手に決められすぐさま同点に追いつかれます。

嫌な空気が漂う中、17分、守備から星野秀平選手が右サイドに捌きカウンター発動。
ダニエルゴー選手のラストパスから最後はタルハニ存哉選手が決めて勝ち越しに成功します。存哉選手はアルビSでの初ゴールを記録します。

コンパクトな守備で相手に対応するアルビS。
2-1のまま前半が終了するかと思われた44分、存哉選手が左サイドからクロスを送ると相手のクリアミスを見逃さなかったダニエル選手が右足で叩き込みゴール!
3-1のリードで前半を折り返します。



後半の立ち上がりから集中した入りを見せるアルビS。
しかし56分にはコンディション不良でキャプテンのホーワイローン選手がベンチへと退き、アルシャッドシャミム選手が投入されます。

57分左サイドでファウルを取られ、危険な位置でフリーキックのピンチ。
相手の良いボールが入りましたがハッサンサニー選手がライン上で体を張ってこのピンチを防ぎます。

61分、相手のロングスローをキャッチしたハッサン選手が前に出ていた相手GKの位置を確認してロングフィード。中埜選手が相手GKに競り勝ち、ギリギリでゴールに蹴り込み4点目をゲット!
ハッサン選手の攻撃的な姿勢から素晴らしいゴールが生まれます。



65分、ハッサン選手のフィードを存哉選手が左サイドで受けると裏を取ったダニエル選手へとラストパス。GKとの一対一を制して5点目を獲得。

アルビSの勢いは止まらず、73分、三國選手のフリーキックから星野選手がヘディングで競り勝つと数的同数を作り、中埜選手のパスから存哉選手が抜け出しキーパーと一対一に。
シュートは弾かれますが、ダニエル選手がしっかりと詰めてハットトリックを達成。5-1とリードを広げます。

2分後の75分には相手DFラインの裏を中埜選手が取ると存哉選手からのパスをしっかりと決め、中埜選手もハットトリックを達成。

81分にはフリーキックから失点を喫し、7-2の最終スコアで試合は終了。

7発大勝で6試合ぶりの勝点3を獲得。
長いトンネルを抜け苦しい時も応援してくれたサポーターと喜んだ選手たち。



次節は7/23(火)にアウェイでホウガンユナイテッドFCと対戦します。

試合の詳細はこちらから

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