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相手選手退場のアドバンテージも活かせず、逆転負けで2-3敗戦。

レポート2024年6月16日
代表チームの活動期間明けで1ヶ月ぶりの再開となったシンガポールプレミアリーグ。
アルビレックス新潟シンガポールはアウェイでヤングライオンズと対戦します。

前節ブルネイDPMM FCの前に1-4と屈したアルビS。今節で勝利し、連敗は避けたいところ。

GKのハッサンサニー選手が出場停止処分から明けて復帰し、新加入のFW、中埜信吾選手がスタメン入りしました。



アルビSは2分、CBの川地功起選手のロングパスからダニエルゴー選手が裏へ抜けると、角度のない位置からシュート。果敢にゴールを狙っていきます。


【#11 ダニエル ゴー選手】

4分、大竹洋平選手とのワンツーから抜け出したダニエル選手が今度はファーサイドにクロス。中で待っていた星野秀平選手がうまくミートして枠に飛ばしますが、相手のセーブに阻まれます。

11分、大竹選手からのスルーパスを受けた中埜選手が振り向きざまにシュートを打ちますが、クロスバーに嫌われます。

序盤にチャンスを作ったアルビSですが、その後は一進一退の展開が続きます。

18分、相手FWの榎本選手にヘディングで合わせられますが、ハッサンサニー選手が反応してセーブ。


【#18 ハッサン サニー選手】

その直後にも相手のヘディングシュートを受けますがポストに助けられます。

29分、試合が動きます。
決定的なチャンスを作れずにいたアルビSですが、ギャレスロー選手のロングフィードからボールを追いかけた中埜選手が相手と入れ替わって相手GKとの一対一を制してデビュー戦で先制ゴールを決めます。


【#58 中埜 信吾選手】

しかし40分、左サイドで相手にフリーキックを与えると昨年までアルビSに所属していた小川選手にフリーでヘディングシュートを許し、アルビSの選手の足に当たり失点。
前半終了間際に試合を振り出しに戻され、1-1で後半に突入します。

後半50分、エミレカ選手に代わってタルハニ存哉選手を投入し、次の一点を狙います。


【#6 タルハニ 存哉選手】

52分、ダニエル選手が相手からの危険なタックルを受け、VAR判定の結果、相手選手が一発レッドカードの退場処分となり、アルビSは一人有利となります。

直後のセットプレーから存哉選手が左サイドでボールを持つとマイナスのクロスを入れて大竹選手へ。大竹選手のシュートは相手GKに弾かれますが、こぼれ球を狙っていた中埜選手が詰めて勝ち越しゴール。この日デビューの中埜選手が2点目を記録します。

一人多い状況でリードを奪ったアルビS。
失点のリスク管理をしながらも次の一点が欲しい中、63分に大竹選手のクロスからダニエルゴー選手がダイビングヘッドで飛び込みますが枠を捉えられず、次の一点が取れません。

試合も終盤に差し掛かった80分、一本のロングボールから相手FWの榎本選手にシュートを打たれて失点。またも同点に追いつかれます。

86分、右サイドから押し込まれるとアルビSの選手たちは懸命に戻りましたが、逆サイドで待っていた相手の前に溢れて押し込まれ、逆転を許します。

一点が欲しいアルビSはCBの三國スティビアエブス選手が前線へ上がってパワープレーを仕掛けます。

後半ロスタイムにロングボールから三國選手がヘディングで合わせますが、クロスバーに嫌われます。その後も再び三國選手が大竹選手のクロスからヘディングで叩きますが相手GKのセーブでまたも得点とはならずタイムアップ。
1人少ない相手に逆転を許し、2-3の敗戦となりました。



次節は来週6/23(日)にアウェイのビシャンスタジアムでライオンシティセイラーズFCと対戦します。

試合の詳細はこちらから


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