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粘り強く、逞しく戦い3-0で撃破!シーズン一つ目のタイトル、コミュニティシールド獲得!

レポート2023年2月20日
アルビレックス新潟シンガポールの2023シーズンが開幕。

初戦は一発勝負のタイトルマッチ、コミュニティシールド。前年のリーグ戦優勝チームとカップ戦優勝チームが戦うタイトルマッチです。
リーグ戦王者としてアルビSは、カップ戦王者のホウガン・ユナイテッドFCと対戦しました。

リーグからの年齢制限により、日本人選手は一人のオーバーエージ枠を除いて全員が23歳以下。大卒選手は1年間のみ所属できるため、去年からは大幅に陣容が変更。
19歳DF針谷選手、オーバーエージの李忠成選手を除いて日本人は全員が入れ替わりました。


この日のスターティングメンバーのうち、8人が今シーズン新加入の大卒選手であり、プロデビューとなりました。
また、試合前日に発表となったキャプテンマークはMF横川旦陽選手が着けます。




4分、左サイドを破られ、深い位置まで侵入されるも、クロスを新加入のGKハッサンサニー選手が落ち着いてキャッチ。

7分、久乗聖亜選手が落ち着いてターンし前を向くと相手はたまらずファール。
絶好の位置でフリーキックを得ます。
小川開世選手のFKは壁に当たりますがこぼれ球を横山翔大選手がボレーシュート。低く抑えたシュートは枠内に飛びますが、相手GKの好セーブに阻まれます。


【#14 横山翔大選手】

アルビSは岸本駿朔選手、川地功起選手の両センターバックから中央の久乗聖亜選手、横山選手にボールを当て押し上げを図りますが、相手のハイプレッシャーにより決定的なチャンスを作ることができず、一進一退の展開が続きます。

激しい球際で締まった試合を展開するもお互い決定的なチャンスまではいかず、0-0で前半を折り返します。


【#7 駒木 秀人選手】

48分、ニッキー選手に代わり、深代陸選手がピッチへ。
投入直後の51分、変わった直後の深代選手がペナルティエリア内で倒されます。
一度はノーファールの判定も、今季より導入されたVARによりPKの判定。
57分、このPKを久乗選手が落ち着いて決めアルビSが先制!


【#10 久乗 聖亜選手】

勢いに乗ったアルビSは69分、左サイドの駒木秀人選手が深い位置まで突破し、サポートに入った小川選手がミドルシュート。こぼれ球を二列目から狙っていた横山選手がヘディングで押し込みゴール!
一度はオフサイドの判定でしたがまたしてもVARによりオフサイドでなかったことが確認され、ゴールの判定。リードを広げます。



74分、右サイドから横山選手がダイレクトでクロスをあげると深代選手は落ち着いてボールをコントロールし右足を振り抜きゴール左隅にシュート!
決定的なゴールが決まり、試合は3-0に。



後半は終始試合をコントロールしたアルビSはその後もボールをしっかりと保持し、時計の針を進めて試合終了。

今シーズン一つ目のタイトルである、コミュニティシールドを獲得しました。
メンバーも大幅に入れ替わり、チーム始動から1ヶ月にも関わらず、ボールを保持するスタイルを見せ、3得点を取り切りました。

また、守備陣もセンターバックの川地選手、岸本選手を中心に体を張って守り、GKのハッサンサニー選手は代表100キャップの経験を見せる安定感でクリーンシートを達成しました。



多くの選手がプロデビューの中、堂々とたくましく戦ったアルビS。
この日応援してくれたサポーターと喜びあうと共に、リーグ制覇に向けてまずは25日(土)のリーグ開幕戦に向けて準備をすすめます。

試合の詳細はこちらから


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