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【マッチレポート】最後まで攻め立てるも1-1ドローでリーグ戦終了【2022 SPL MD28】

レポート2022年10月22日
2月から始まった長いリーグ戦もいよいよ最終節。 ゲイランインターナショナルFCを相手にアワタンピネスハブに乗り込みます。

2試合前に優勝を決めたアルビSですが、 最後までチャンピオンらしい戦いを見せられるように戦います。



GKには今シーズン初出場となる21番のハイロニザム選手が先発。 左サイドバックには三本木達哉選手が、右サイドハーフには前回途中出場でキレのある動きを見せたニッキー選手が入りました。



相手も今年のチャンピオンを倒そうと気合十分。試合開始から前線よりプレッシャーを掛けてきます。

4分、出津真哉選手のフリーキックのこぼれ球から角田薫平選手がシュート。 うまくミートしませんでしたが田中幸大選手が抜群の嗅覚で反応し、少し触ってコースを変えます。ボールはゴールへと向かいましたがラインの手前でクリアされゴールとはなりません。

5分、出津選手がロングボールを供給し田中選手がヘッドで落とすとイルハン選手がシュート。これはうまくミートしませんが序盤から攻めたてて先制点を狙います。



相手は奪ったら素早く、長身FWのズズ選手にボールを渡しますが アルビSの守備陣は落ち着いて相手の攻撃を遅らせ、決定的なチャンスを作らせません。



37分、杉田将宏選手の左足のクロスがファーサイドへ上がるとフリーのイルハン選手がヘッド。高いボールにうまく合わせますが惜しくも枠の上に外れます。

お互い決定的なチャンスまでは至らず0-0のまま前半が終わります。

後半に入り左サイドバックの三本木選手に代わり怪我明けの豊村翔吾選手が入ります。 長い怪我から復帰し今シーズン初出場となります。



61分、杉田選手が縦突破し、ニアへ低いクロス。 田中選手がフリーで合わせますがこれはキーパー正面。 後半頭からアルビSが押し込みます。

63分、ロングボールへの対処ミスの隙を突かれ、相手のズズ選手に抜け出されるとエリア内でファールを犯してしまい、PKを献上します。 これをズズ選手に決められ先制点を許します。

先制点を許したものの、焦ることなく落ち着いてボールを持って攻め込むアルビS。 74分、杉田選手が小林幹選手とのワンツーで左サイドを抜け出すと、クロスからファーで合わせたのは田中幸大選手!得意のヘディングをゴールに叩き込み同点とします。 田中選手はシーズン33ゴール目を記録します。



最後まで攻め続けるアルビS。 しかし相手の固く閉ざした守備をこじ開けることはできず、に1-1のドローでリーグ最終戦は終了しました。

試合後には設立初年度でリーグ戦2位となった女子チームと、リーグチャンピオンを獲得したトップチームのセレブレーションが行われ、クラブの歴史に新たな1ページを刻み込みました。





来週27日からは中断期間なくシンガポールカップがスタート。 2冠を目指し選手たちはシーズン終了まで走りきります。



今節の試合詳細はこちら




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