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【マッチレポート】開始早々に先制も打ち合いの末3-5敗戦【2022 SPL MD27】

レポート2022年10月16日
優勝を決めた歓喜の前節より1週間。 残りのリーグ戦2試合でもアルビSらしい戦いができるよう準備してきました。 相手は3位のタンピネスローバーズ。

前節のスタメンから3人を入れ替え、中盤には高橋真広選手、右サイドハーフにザマニ選手、左サイドバックには国本玲央選手が入りました。



開始からわずか35秒、試合が動きます。 出津真哉選手のフィードから田中幸大選手がヘディングで競り勝つと、イルハン選手がスペースに抜け出します。 キーパーとの一対一を冷静に沈め先制点を早い時間からゲット。



3分、右サイド出津選手のクロスからザマニ 選手がヘディングもミートせず左にそれます。試合開始早々から攻撃の形を作ります。

9分、ゴール前の混戦からボリス選手にシュートを打たれますが古賀貴大選手がセーブ。 しかし直後の10分、コーナーキックのこぼれ球からボリス選手がオーバーヘッドキック。 綺麗な弾道でゴールに吸い込まれ、同点を許します。

そこから試合は一進一退の攻防。 アルビSはイルハン選手にボールを集めますが、相手DF元アルビSの山下柊哉が対応して激しい球際のバトルを繰り広げます。 一方で相手エースのボリス 選手に対してはCBの針谷選手がマーク。 身長差がありながらも適切な距離感を保って対応します。

28分、カウンターからイルハン選手が単独で抜け出すと相手に倒されてフリーキックを獲得します。

キッカー出津選手がゴール前にあげると、ヘディングでつないで最後はイルハン選手が枠内に飛ばしますがオフサイドの判定。幻のゴールとなってしまいます。

このまま1-1で終了かと思われた前半アディショナルタイム、DFラインでマークの受け渡しがルーズになったところを狙われて裏に抜け出され、失点。一瞬の隙をつかれてしまいます。

試合は1点ビハインドでハーフタイムに入ります。

後半開始とともにザマニ選手に代えてニッキー選手が入ります。

54分、右の空いたスペースでニッキー選手が受けると、中にカットインしてイルハン選手に預けます。ヒールで落として田中幸大選手が右足でしっかりと決め切り同点! 相手FWのボリス選手と並ぶシーズン32点目を決めます。





続けて55分、田中選手がエリア内で粘ってイルハン選手にラストパス。 GKと一対一でしたがファーストタッチが大きくなってしまいゴールとはなりません。

攻勢を仕掛けるアルビレックスでしたが65分、エリア内で受けたボリス選手にうまくターンされ、味方に決定的なパスを出されて失点。再び離されます。

またしても追う立場となったアルビSでしたが、わずか1分後にボリス選手に抜け出されて個人技で圧倒され失点。2点のリードを許します。

72分、点を取るしかないアルビレックスは李忠成選手と深澤選手の二枚を投入します。



フレッシュな選手を入れて押し返そうとするアルビS。 85分にはコーナーキックから田中選手がヘディングシュート。 枠内に飛んだボールが相手のオウンゴールを誘い、一点差に追い上げます。

逆転ムードが漂い、一時押し込むアルビSでしたがシュートまで行くことができず 逆に89分の終了間際に元アルビSの仲村選手にミドルシュートを入れられてしまい、終戦。

幸先よく先制できた試合でしたが要所で決定期をものにできず、流れを相手に渡してしまいました。

試合終了後の選手たちの表情には悔しさがにじみ出ていました。

メンバーを変えていたとはいえ5失点で敗戦したアルビS。 切り替えてリーグ最終戦に挑みます。

次節は21日(金) アウェイでゲイランインターナショナルFCと対戦します。

今節の試合詳細はこちら

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