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【マッチレポート】田中幸大選手が4得点の大爆発!逆転勝利でバレスティアを撃破!【2022 SPL MD23】

レポート2022年9月3日
リーグ戦も残り6試合
依然状況は変わらず首位のセイラーズを勝点3差で追うアルビレックス新潟シンガポール。
アウェイ2連戦となりますが勝利が絶対条件になります。



アルビSは序盤からトアパヨースタジアムの芝に苦戦し、普段のポゼッションサッカーを発揮することができません。

7分にはカウンターから相手FWに抜け出され、GKと1対1の曲面を作り出されますが
古賀貴大選手がタイミングよく前に出てストップします。



長いボールを入れてくるバレスティアに対してしっかりと対応することが課題でしたが
31分、自陣でルーズボールになったところを相手に拾われて最後は元アルビSの星野秀平選手に決められてしまいます。

前半は自分たちの得意とする形を作れず1点ビハインドで終了します。

後半立ち上がりの49分、出津真哉選手がアーリークロスでファーサイドに入れると、
フリーで待っていたのは田中幸大選手!ヘディングで決め同点に追いつきます。



しかし54分、相手のショートカウンターから崩され、またしても星野選手に得点を奪われてしまいます。

立て続けに56分、右サイドを抜け出されるとアーリークロスから失点を許し、
リードを2点差に広げられてしまいます。


勝利が絶対条件の中、2点のリードを許したアルビS。
62分、FKを獲得すると蹴るのは出津選手。
誰もが、彼なら直接ゴールを狙うと予想するほどの距離感でしたが出津選手はゴール前にボールを供給。
相手のマークを外した田中選手が再びヘディングでゴール。
1点差へと詰め寄ります。

勢いに乗ったアルビSは75分、スローインのこぼれ球が相手のゴール前でルーズになると、
田中選手が右足一閃!コンパクトな振りでニアに叩き込み、ついに同点に追いつきます。

81分、杉田将宏選手がバイタルエリアで倒されると絶好の位置でFKを獲得。
蹴るのはもちろん出津選手。
スタンドが固唾を飲んで見守る中、ゴール右隅へ素晴らしいキック。
キーパーは一歩も動けずに逆転ゴールが決まります!



勝利を確実にするためにもう1点欲しいアルビSは85分、
田中選手が抜け出したところを相手GKに倒されてPK獲得!
一度は決まりましたが、味方が蹴る前にボックス内に入ってしまい、やり直しの判定になってしまいます。
しかしそれでも確実に決め、なんとこの試合では4点目、シーズン通算28ゴールとなり、得点ランク単独トップに躍り出ます。



終了間際にPKを与えるなどピンチも迎えましたが
相手がこのチャンスを外すラッキーもあり、スコアは5-3でタイムアップ。

一度は2点のビハインドも許しましたが
逞く攻め切り逆転勝利。

田中選手の決定力と出津選手の右足が光った試合となりました。

これでアルビSは3連勝となります。



2連戦のアウェイを経て次節10日にヤングライオンズとホームで闘います。
今節の試合詳細はこちら


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