【マッチレポート】重くのしかかった2点ビハインド。SPL2022シーズンは開幕黒星スタート【2022 SPL MD1】
シンガポールプレミアリーグの厳しさを知る1戦となりました。
ディフェンディングチャンピオンのセイラーズに敗れたコミュニティシールドから中5日、改めてリーグ開幕に向けて気持ちを切り替えてトレーニングを積んだアルビS。
しかし開始わずか47秒で出鼻をくじかれる失点を喫すると、その10分後にも失点してしまいます。早々に背負った2点のビハインドを返すべく21本ものシュートを放ちますが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、2019年以来の開幕黒星スタートとなりました。
コミュニティシールドでの敗戦から中5日。ストライカーの田中選手が隔離を終え、カンボジアでの代表活動期間中に新型コロナウイルスに感染したニッキー選手を除き、ようやくチーム全員が合流したアルビSは、開幕戦勝利に照準を定めて準備を進めてきました。
しかし試合開始から47秒、アルビSはいきなりの失点を喫します。
タンジョンパガー新加入スジク選手の浮き球パスを受けた西口選手。ボールをコントロールするとともに素早く反転して放ったグラウンダーのシュートでゴールを決められ、タンジョンパガーに先制点を許します。
スタジアムが騒然とする中、続く10分。今度はアルビS陣内中央でボールを受けたスジク選手から西口選手へ絶妙なパスが届くと、これも落ち着いて決められ、いきなり2点のビハインドを背負います。
2点のリードを得たタンジョンパガーは5人の最終ラインを中心に堅いブロックを形成します。角田選手、この日キャプテンマークを巻いた小林幹選手がボールを散らしながら攻め手を探していきますが、足元でボールを受けてしまう場面が多く、なかなか勢いを持った攻撃を仕掛けることができません。
時間はあっという間に経過し、前半は0-2で終了します。
後半開始から吉永監督はヒルマン選手に代えて田中選手を投入し、この状況の打開を図ります。
大半の時間でボールを支配するアルビSは、出津選手がクロスから、杉田選手や大森選手がスピードを活かしたドリブルから、タンジョンパガー守備陣を崩しにかかります。さらには、李忠成選手もサイドでボールを受けるなどしながら、攻撃のリズムを作っていきます。
前半ではほとんど見られなかったペナルティエリア内からのシュートシーンは確実に増えていきますが、ことごとくタンジョンパガーディフェンスのブロックに拒まれてしまい、力強いシュートがゴールを捉えることができません。
刻一刻と試合終了への時間が短くなっていく中、三本木選手に代わってファイロス選手を投入すると、そのファイロス選手にもゴール前でシュートチャンスが訪れますが、ボールをゴールへ押し込むことができません。
4分間のアディショナルタイムを含め、最後までゴールを目指しますが、集中が切れないタンジョンパガー守備陣に苦しみ続けたアルビS。そのまま試合は終了し、2022年のシンガポールプレミアリーグは黒星スタートとなりました。
次節は来週3月5日(土)にホームでバレスティアカルサFCと対戦します。今度こそサポーターの皆さまに勝利を届けるべく、コンディションを整え、気持ち新たに試合に向けて準備を進めていきます。
[試合詳細はこちら]
ディフェンディングチャンピオンのセイラーズに敗れたコミュニティシールドから中5日、改めてリーグ開幕に向けて気持ちを切り替えてトレーニングを積んだアルビS。
しかし開始わずか47秒で出鼻をくじかれる失点を喫すると、その10分後にも失点してしまいます。早々に背負った2点のビハインドを返すべく21本ものシュートを放ちますが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、2019年以来の開幕黒星スタートとなりました。
コミュニティシールドでの敗戦から中5日。ストライカーの田中選手が隔離を終え、カンボジアでの代表活動期間中に新型コロナウイルスに感染したニッキー選手を除き、ようやくチーム全員が合流したアルビSは、開幕戦勝利に照準を定めて準備を進めてきました。
しかし試合開始から47秒、アルビSはいきなりの失点を喫します。
タンジョンパガー新加入スジク選手の浮き球パスを受けた西口選手。ボールをコントロールするとともに素早く反転して放ったグラウンダーのシュートでゴールを決められ、タンジョンパガーに先制点を許します。
スタジアムが騒然とする中、続く10分。今度はアルビS陣内中央でボールを受けたスジク選手から西口選手へ絶妙なパスが届くと、これも落ち着いて決められ、いきなり2点のビハインドを背負います。
2点のリードを得たタンジョンパガーは5人の最終ラインを中心に堅いブロックを形成します。角田選手、この日キャプテンマークを巻いた小林幹選手がボールを散らしながら攻め手を探していきますが、足元でボールを受けてしまう場面が多く、なかなか勢いを持った攻撃を仕掛けることができません。
時間はあっという間に経過し、前半は0-2で終了します。
後半開始から吉永監督はヒルマン選手に代えて田中選手を投入し、この状況の打開を図ります。
大半の時間でボールを支配するアルビSは、出津選手がクロスから、杉田選手や大森選手がスピードを活かしたドリブルから、タンジョンパガー守備陣を崩しにかかります。さらには、李忠成選手もサイドでボールを受けるなどしながら、攻撃のリズムを作っていきます。
前半ではほとんど見られなかったペナルティエリア内からのシュートシーンは確実に増えていきますが、ことごとくタンジョンパガーディフェンスのブロックに拒まれてしまい、力強いシュートがゴールを捉えることができません。
刻一刻と試合終了への時間が短くなっていく中、三本木選手に代わってファイロス選手を投入すると、そのファイロス選手にもゴール前でシュートチャンスが訪れますが、ボールをゴールへ押し込むことができません。
4分間のアディショナルタイムを含め、最後までゴールを目指しますが、集中が切れないタンジョンパガー守備陣に苦しみ続けたアルビS。そのまま試合は終了し、2022年のシンガポールプレミアリーグは黒星スタートとなりました。
次節は来週3月5日(土)にホームでバレスティアカルサFCと対戦します。今度こそサポーターの皆さまに勝利を届けるべく、コンディションを整え、気持ち新たに試合に向けて準備を進めていきます。
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