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【マッチレポート】2021 SPL MD16『永澤選手の今季初ゴールが決勝点に。8試合ぶりのクリーンシート達成!』

レポート2021年8月23日
「間違いなくヤングライオンズの方が良い試合をした。ボールの奪いどころを定められなかった」 
試合後、重富監督が記者インタビューに答えた通り、ヤングライオンズに押し込まれる苦しい試合となりました。
中断期間以降明らかにチームの調子が上向いていたヤングライオンズ。パワー・スピードのある選手に翻弄されるシーンもありましたが、永澤選手が先制ゴールをあげると、全員で粘り強く戦って8試合ぶりの完封。貴重な勝点3を手にしてリーグ首位をキープしました。
次節は28日(土)にホームでバレスティア カルサFCと対戦します。



久しぶりの日曜開催となった第16節は、雨模様の中でキックオフを迎えました。

試合が動いたのは開始早々の3分。
国本選手が右サイドの橋岡選手へロングパスを通すと、橋岡選手は完璧なボールコントロールからマイナス方向へ折り返します。これを走り込んだユエン選手がペナルティエリアに持ち込んだところで倒され、ペナルティキックを獲得します。
蹴るのは今季ここまで無得点だった永澤選手。落ち着いてゴール左に決めてアルビSが幸先の良いスタートを切ります。



しかし、その後はヤングライオンズにチャンスを作られる苦しい展開が続きます。
16分、イルハン選手にディフェンスラインの裏をつかれ、古賀選手との1vs1に。
うまく距離を詰めた古賀選手の脇をすり抜けるシュートを放たれ、ボールはゴールへと向かっていきますが、国本選手がラインを超える前にクリアしてゴールを守ります。



19分、ハリス選手のクロスにジョエル選手が走り込んで、ダイレクトシュートを放ちますが、古賀選手が正面でキャッチします。そして28分、バイタルエリアの混戦からイルハン選手に強引な突破からシュートを許しますが、枠外に逸れていきます。

さらに、悪い流れを断ち切りたいアルビSにアクシデント。ニッキー選手が足を痛めプレー続行不可能となってしまいます。
代わりに入るのは今季途中加入のヒルマン選手。17歳のシンガポール人MFが初めてのベンチ入りで初出場を果たします。



仕切り直しといきたいところですが、流れを変えられないまま前半が終了。後半に入ってもヤングライオンズがペースを握ります。
ジョエル選手やライハン選手、ジェイコブ選手を中心とした小気味よいパスワークを前に、ディフェンシブな戦いを強いられます。



それでも、粘り強く身体を張って守るアルビS。集中を切らさず攻撃を跳ね返していると、カウンターからチャンスが生まれます。

75分には常盤選手の縦パスを受けた近藤選手が華麗な切り返しからでループシュートを狙いますが、惜しくも枠を外れます。
その1分後には、今度は谷口選手のスルーパスに走り込んだ永澤選手がフリーでシュートを放ちますが、GKリデュアン選手のセーブにあい、2点目を決めることができません。



残り時間が少なくなるにつれ、消耗の色が濃くなるアルビS。比例するようにヤングライオンズの攻撃も迫力を増していきますが、全員があと一歩のところで足を伸ばしてその攻撃を切っていきます。

そして最後まで失点0で凌ぎ切ったアルビS。
苦しい試合をものにして、首位キープとなる貴重な勝点3を手にしました。


[試合詳細はこちら]



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