前編に引き続き、特別インタビュー第2回として仲村京雅選手によるシーズン振り返り中編をお届けします。
前編はこちらから
中編となる今回は、仲村選手個人の活躍について語っていただきました。
周りの人からの評価やシーズンを戦い抜いたことによって自信がついた
チーム随一の技術力で攻撃の起点となった
--リーグ戦は一戦を除きすべて先発出場。7得点8アシストの成績を残しました。1年を通してプレーができた要因はなんでしょうか。
仲村 しっかり準備ができていたことだと思います。誰よりもサッカーに充てる時間が多かったことは自負しています。ただその反面、もっとできたのではないかという心残りもあります。
--シンガポール選抜、Young player of the month、年間ベストイレブンへの選出など、個人として評価された一年でした。
仲村 チームの結果が出ていない中で個人の賞をもらうのは悔しい気持ちもありました。チーム皆のおかげでとれた賞なので、自分だけの賞ではないと思っています。リーグとして評価してくれたことは素直に嬉しかったですし、プロになってから初めていただいた賞なのですごく自信になりました。
--シーズンを通して自身のプレー、パフォーマンスを100点満点で採点をお願いします。
仲村 60点です。チームも個人も、もっといい結果を出せたのではないかと思っているのでこの点数です。
--課題もあるとは思いますが、自信がついたのは具体的にどのような部分でしょうか。
仲村 自分の視野の広さや、今まで積み上げてきた技術が通用することが分かったことが自信になりました。現状の課題であるプレーの連続性が少ない点もレベルアップすることができれば、攻守の切り替えが激しいシンガポールリーグでももっと活躍できると考えています。
以前から課題としていた守備技術についても、まだ向上が必要ではありますが、ボール奪取率がシーズン後半になるにつれてあがってくるなど、レベルアップができていると思います。
--ミドルシュートでのゴールが多かったですが、意識して狙っていたのでしょうか。
仲村 はい。得点した7本中6本がミドルシュートでした。今シーズンは後方のポジションだったので、そこからでもゴールを狙えるよう一年間ロングシュートを練習していました。それが結果に結びついたことはよかったと思います。
--ホームユナイテッド戦のゴール(*1)は特にスーパーゴールでした。
仲村 ありがとうございます。キーパーが前に出ていることが分かっていたので狙っていました。その時はゴールを逆算するというサッカーの本質を冷静に考えられていて、練習通り決められたのでよかったです。
大切な人に捧げるゴール
--仲村選手といえば、ゴール後のパフォーマンスも印象的です。どのような意味がこめられているのでしょうか。
両手のピースでWを作る独特のポーズ
仲村 僕には、幼いころに亡くなってしまった、兄弟のように仲が良かった親戚と親友がいます。その2人に捧げる意味で、ゴールを決めた時にこのポーズをしています。
--試合前には両手の人差し指を空に向けている姿もよく拝見しますが、こちらについても何か特別な意味があるのでしょうか。
仲村 それは眼筋運動です。視野を広げたり、距離感を養うトレーニングになると聞きました。高校3年生頃にこの運動を始めてから、ロングパスもうまくできるようになったので試合前にもするようにしています。
両手の指を使って眼筋運動をする仲村選手
--そうだったのですね。その他にも試合前にしているルーティーンはありますか。
仲村 体幹ストレッチは毎回しています。それから、家族、友人など大切な人たちの写真を見て、応援してくれている人たちに向けて頑張ろうという気持ちを高めてから試合に臨んでいます。他にも、いいイメージを持って試合に入れるよう自分の好プレーをまとめた動画を見ることや、ピッチに入る前に一礼をすること等がルーティーンとなっています。
(*1)7月18日開催 SPL2019第16節で仲村選手が決めたシュート。SPL年間アワードの最優秀ゴール賞にもノミネートされた。
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