いつもアルビレックス新潟シンガポールに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
スポーツを通じてシンガポールと日本を盛り上げることを目的に設立した『Albirex Sports Development Fund』による新潟ツアーがいよいよ始まりました。
初めて新潟を訪れるTan Yu Henくん(13歳)とMuhammad Danial bin Mohammad Ferozくん(12歳)の活動の様子をお伝えしていきます。
いよいよこのツアーも大詰め。明日はシンガポールへの移動だけのため、新潟で活動するは今日で最後。思い残すこと無く目一杯楽しみたい2人。
午前中の訪問先は、新潟市内から東に車で40分くらいにある月岡温泉街。2014年には開湯100年を迎えた伝統ある温泉です。新潟に来たからには温泉に入らないわけにはいかないということで、Yu Henくん、Danialくんともに楽しみにしていました。普段はシャワーだけでお湯につかることはないという二人。人前で裸になることは恥ずかしいといいながらも、チャレンジしました。Danialくんは「気温が高いと熱いお湯に入るのはなかなか苦労するけど、お湯に入るととてもリラックスできた」と話し、Yu Henくんは「温泉から出たときは身体が軽く感じられとても気持ちよかった」という感想。ふたりとも楽しんだようです。
その後、一行は温泉街を散策、温泉饅頭を頬張り、飲むことができる月岡温泉の源泉にトライするなど、それぞれの時間を過ごしました。
次は、新潟県でも有数の道の駅「阿賀の里」を訪問。それぞれランチを楽しんだあとは、阿賀野川ライン下り。雄大な阿賀野川を遊覧船にのって約40分の旅。日本百景のひとつである変化に富んだ奥阿賀の渓谷美を眺めつつ、ガイドさんが披露する歌を楽しみました。この阿賀野川は福島県・群馬県を源流とする日本有数の一級河川で、水深は深いところで20mくらいあるそうです。また、水が緑色に見えることもふたりにとってはポイントのようで、シンガポールでは見られない大きな川に興味津津のようでした。
そして最後の訪問先は、今ツアーのハイライトでもあるアルビレックス新潟のホームゲーム観戦。午後4時頃にデンカビッグスワンスタジアムに到着しました。スタジアムに到着すると、アルビレックス新潟の代表取締役社長 中野幸夫様直々にお出迎えいただきました。
入口で受け取ったパスを首から下げ、一行はまずはスタジアムツアーに参加。
過去に「ベストピッチアワード」を6度も受賞した天然芝のピッチはとても美しく、選手たちにとって最高のコンディション。アルビの選手たちが座るベンチに座り記念撮影もできました。その後、ウォーミングアップ場やインタビュールームを見学、最後の選手のロッカールームでは、エキップメントマネージャーから試合前の準備の仕方などの説明を受けました。それぞれの選手のスパイクやユニフォームを興味深くに見学、この日メンバーに入っている河田選手のロッカー前でふたりは大興奮の様子。
約1時間ほどのスタジアムツアーを終えると、選手がそろそろ到着するとの連絡。急いでゲートに移動し、選手たちの出迎えをすることに。サポーターのみなさんのチャントにあわせた手拍子で到着した選手たち出迎えました。試合前の厳しい表情をした選手に、雰囲気を感じ取ったふたりも緊張の様子。
その後、一行はピッチに移動。なんと、アルビレックス新潟の計らいで今回のツアーの一行をピッチ上で紹介いただけるとのこと。パフォーマンスを終えたチアダンスチームのみなさんと記念写真をとったあと、いよいよグループがピッチに登場。「ようこそ新潟へ」のアナウンスとともに、観客から大きな拍手で迎えられたYu Henくん、Danialくん、そしてボランティアのみなさんは、手を振ってそれに応えました。
試合は残念ながら0−0の引き分けに終わってしまいましたが、ビッグスワンの雰囲気、Jリーグのスピードやテクニック、そしてまわりの観客からの温かい声など、みなさんアルビレックス新潟のホームゲームを存分に楽しんだ様子。アルビレックス新潟関係者のみなさま、サポーターのみなさま、どうもありがとうございました!
これで新潟での全メニューを終了しました。明日の午後の便でシンガポールに帰国します!