いつもアルビレックス新潟シンガポールに温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
スポーツを通じてシンガポールと日本を盛り上げることを目的に設立した『Albirex Sports Development Fund』による新潟ツアーがいよいよ始まりました。
初めて新潟を訪れるTan Yu Henくん(13歳)とMuhammad Danial bin Mohammad Ferozくん(12歳)の活動の様子をお伝えしていきます。
今日のプログラムは佐渡ヶ島観光。Yuhenくん、DanialくんとYAFAボランティのみなさんは、佐渡の自然や400年以上前に発見された佐渡金山の見学を楽しみにしています。
新潟港から佐渡汽船のカーフェリーに乗り出発。時速約30kmで進むこのカーフェリーで、新潟から佐渡の両津港まで約2時間半の旅、みなさんワクワクです。
船内ではお土産屋さんなど見どころがあり、みなさんとても楽しそうな様子。甲板に出てカモメに餌やりなどそれぞれの時間を過ごしました。そしてなんと、佐渡汽船株式会社様より特別のお取り計らいをいただき、一同を操舵室を見学させていただきました。航海士の方から船の説明を受け、操縦に必要な機器を観察し大興奮の様子です。
両津港に着いた後、一行はチャーターバスに乗り込みここからはバス移動。車内ではガイドさんより佐渡の自然や特産物などの説明を受けました。そして到着した先「小木」での1つめのアクティビティー「たらい舟」にチャレンジ。このたらい舟は、漁師があわびやさざえ、海藻などを取る時に使用する楕円形の舟。乗船人数は大人3人ととても小さな舟ですが、機動力があり岩場など障害物が多い場所で便利なものです。Yuhenくん、Danialくんも操縦にトライさせていただきました。その後、お土産屋さんではさざえのつぼ焼きに舌鼓を打ち、海女さんやお土産屋の店員さんたちに見送られ小木をあとにしました。
次の目的地である佐渡金山に向かう道中は海外線の美しい景色。途中で「人面岩」という人の横顔に見える岩の前で記念撮影。再び1時間のドライブでした。
そして佐渡金山に到着。1601年に開山され江戸時代に金の採掘の最盛期を迎えた金山を体験するツアーに参加しました。精巧に作られた人形が当時の様子をリアルに表現しており、金が採掘され小判になる過程や当時の労働者の苦労を知ることが出来ました。12.5kgの金の延べ棒(金額換算で現在の約6,000万円)のあまりの重さにみなさんびっくり。たくさんお土産を買い込み、1時間のツアーを終え佐渡金山を出発しました。
帰りは、両津港からジェットフォイルというカーフェリーよりもスピードの出る船で約1時間、新潟港に戻ってきました。
佐渡ヶ島はとても広く、今回は2ヵ所しか訪問することができませんでしたが、みなさんとても楽しめた様子。Yuhenくん、Danialくんも「次回は1泊してゆっくり見学してみたい」とのこと。お疲れ様でした。
明日はいよいよ本ツアーの最終日。アルビレックス新潟のホームゲームも観戦予定です!