Newsニュース

【特別インタビュー】2019シーズンを振り返る #1 福留健吾選手(中編)

チーム2019年12月20日

 
 
選手たちとともに改めて今シーズンを振り返っていく特別インタビュー企画。
前編に引き続き、GK福留健吾選手による2019シーズン振り返りインタビューをお届けします。
前編はこちらから

 
中編の今回は、選手やスタッフ、チームへの想いについて詳しくお話をお伺いしました。

 
 

いざというときにチームを引き締められる存在でいたい

チームを鼓舞する福留選手
 
 
--ポジション的に、攻撃時は後ろからフィールド選手のプレーを見守ることが多くなりますが、試合中はGKとしてどのような働きかけをされていたのでしょうか。
福留 試合中は、結構激しい声がけをしていました。例えば、チームの中になんとなく自分たちの調子が悪いという雰囲気があるときに、各選手の中でそれをうまく消化できず、プレーに影響が出てしまうというケースがありました。そのようなときは、後ろから励ましの言葉をかけるようにしていました。逆にリードしているときは、むやみに守りに入らずに、積極的に攻めること、集中力を切らさずに行くべきということは、意識して強く伝えていました。

 
 
--練習では、フィールドプレーヤーとは別々のトレーニングをすることが多いですが、その中でもお互いに色々と話をされていたのでしょうか。

福留 練習前や練習の合間の休憩中に、フィールド選手の様子や、状況など細かいところを観察していました。自分のチーム内での役割は理解していたつもりですが、思ったことを伝えることが必ずしも相手にとってプラスになるとは限らないので、各選手のキャラクターや状況を考慮し、距離感をうまく調整しながらコミュニケーションをとっていました。GKというポジション柄、試合中も全体を見ているので、練習中も自然とそうしていたのかもしれません。
 
 
--福留選手が考えるチーム内での役割というのは、チーム唯一のオーバーエイジ枠であることによる部分も大きいと思われますが、特に意識していたことはありますか。
福留 選手との距離感のバランスです。何でも言い合える仲であることも大切ですが、いざというときにチームを引き締められる存在でいる必要もあると思っていたので、距離に関しては近づきすぎず、離れすぎずという点を意識していました。難しかったですが、人として勉強できることがたくさんありました。
 
 
--若い選手ばかりのチームで戦えたからこそ学べたこともあったということでしょうか。
福留 それはたくさんありました。若い彼らの可能性は無限大ですし、大きい目標を持っている選手もたくさんいました。彼らと一緒にリーグ戦や練習をやれたことは学ぶことが多かったです。
 
 

僕のサッカー人生の中で一番素晴らしいGKチームと出会えた


 
 
--同じポジションのアラウ選手との関係はいかがでしたか。

福留 本当にいい関係だったと思います。彼にも悔しい気持ちや、特にチームの調子が悪い時は「自分がチームを救いたい」等の色々な気持ちがあったと思うのですが、僕が試合に出る時はサポートしてくれましたし、普段の練習でも色々な声をかけてくれました。本当に感謝しています。GKチームは、僕の今まででのサッカー人生の中で一番素晴らしいチームだったなと思います。
 
 
--外部から見ていても、GKチーム(スコットコーチ、アラウ選手、福留選手、川越選手)がまとまって、いい関係性を築いていることが伝わってきました。
福留 初めてスコットと話をしたときに、彼が求めるGKのスタイルと、自分が求めるGKのスタイルがほぼ一致していることが分かりました。
僕たちは常に試合を想定したトレーニングをしていましたし、映像を見ることによる自分の主観的なフィーリングと客観的なフィーリングの違いの確認、細かいテクニックや戦術の修正等をしていました。フィードバックをGKチーム全員に共有してくれたので、選手同士で意見交換もでき、多くのことを学ぶことができました。スコットの存在は僕にとって大きかったし、世界中のどこにいっても、彼のように人間的に素晴らしく、GKとしても尊敬できる人はいないと思っています。
 
 
--GKとしても尊敬できるコーチとの出会いは、福留選手にとって大きい出来事だったと思います。GKとして尊敬している、また憧れているプレーヤーはいるのでしょうか。
福留 小さい頃から圧倒的に憧れている選手はオリバー・カーンです。彼が活躍していた時代と比べると、GKに求められる要素は大きく変わったのですが、彼のプレーはどの時代になっても変わらないGKとして大事なものを示していると思っているので、今でも影響をうけています。
現役の選手だと、バルセロナのテア・シュテーゲン選手や、リバプールのアリソン選手、メンヘングラートバッハのヤン・ゾマー選手等のパフォーマンスは、自分の目指すプレースタイルに近いのでヒントや刺激をもらっています。
 
 
次回は福留選手個人のプレーやサポーターへの想いについて語っていただきます。
いよいよ特別インタビューもラストとなります。どうぞお楽しみに!

 
 
 
 
 
 


 


「フォロー」「いいね!」よろしくお願いいたします!

シンガポール
アルビレックス新潟シンガポール
Facebook Twitter Instagram

チアダンススクール
Facebook  Instagram

サッカースクール
Facebook Instagram

ジョホールバル
チアダンススクールジョホールバル校
Instagram

サッカースクールジョホールバル校
Facebook Instagram

ミャンマー
サッカースクールミャンマー校
Facebook Instagram

バルセロナ
アルビレックス新潟バルセロナフットボールアカデミー
Facebook Instagram

 

『チーム』関連記事

Partners

Main Partners
Jersey Partners
Club Partners
Training Wear Partners
Apparel & Footwear Partners
Media Partners
Conditioning Partners
Women's Team Partners
School Partners
SEA CUP Partners
Academy Partners
Albirex Sports Development Fund Partners
Club Albirex