2018 SPLコミュニティーシールド『終了間際の星野の勝ち越し弾でコミュニティーシールド3連覇&開幕戦勝利!』
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今シーズンより「シンガポールプレミアリーグ(SPL)」として名称を新たに幕を明けるリーグ戦。クラブ初のシンガポール選手であるアダム・スワンディ選手、シャフル・ライアン選手も加わったアルビレックス新潟シンガポール(アルビS)は、2年連続国内4タイトルを獲得し、ディフェンディングチャンピオンとして新たなシーズン開幕を迎える。
SPL第1節、アルビSはナショナルスタジアムで昨季リーグ2位のタンピネス・ローバーズ(タンピネス)と対戦する。この試合はSPLコミュニティ・シールド(昨季のSリーグ覇者とシンガポールリーグ・カップ覇者とのタイトルマッチ。ただし昨季はアルビSがどちらも優勝したため、リーグ2位のタンピネスが対戦相手となる)を兼ねているため、90分で決着がつかない場合はPK戦で勝者を決めるレギュレーションとなっている。
今季2年目の吉永一明監督が率いるアルビSは今季5年目を迎えるチームの大黒柱、GK野澤洋輔が先発出場。4人のDFラインには右から、守安陸、熊谷駿、山崎海秀、髙橋建也が並ぶ。中盤の底には浅岡大貴、右インサイドハーフに森永卓、左インサイドハーフにはキャプテンの室伏航、右のワイドには山中隆二郎、左ワイドには鎌田啓義を配置、ワントップには星野秀平が入る。
昨年から残っている選手は2人とフレッシュなメンバーではあるが、チーム始動から約2ヶ月で迎える開幕戦だがプレシーズンのトレーニングマッチでは8戦無敗とチームの形が固まりつつあるアルビS。昨シーズン5戦全勝と相性のいいタンピネス相手に開幕戦を勝利で飾り、今季1つ目のタイトルを獲得したいところ。試合は予定通り17時30分キックオフ!
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試合は序盤からアルビSがボールを保持し相手を押し込む。2分、最初のシュートはアルビS。中央からの縦パスを受けた森永が振り向きざまにシュート。
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続いて5分、浅岡からのロングパスに抜け出した森永がペナルティエリア内に侵入、グラウンダーのクロスを上げてチャンスを作る。
23分、アルビSにビッグチャンス!室伏からのスルーパスに反応した山中がボールを受けてエリア内に侵入、相手GKと1対1の場面を作るが、左足で狙ったシュートは惜しくも枠を外す。
26分、守安が相手のパスをインターセプトしそのまま持ち上がり、左サイドをオーバーラップしてきた髙橋にボール預ける。高橋からのファーサイドへのセンタリングはクリアされるが、浅岡が拾い左足で強烈なシュート、しかしこれはGK正面。
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42分、星野にイエローカード。
45分、タンピネスの左サイドからクロスはファーサイドで合わされるが、ヘディングの体勢が悪くミートせずにピンチを逃れる。
終始アルビSがボールを支配していたが、スコアレスのまま前半終了。
アルビSは交代なしで後半キックオフ!
49分、室伏が右サイドをオーバーラップしてきた山中へパスを通すと、山中が送ったクロスに星野が頭で合わせるも、シュートに力なくゴールラインを割る。
51分、アルビSは山中を下げてアダム・スワンディを投入。クラブ史上初のシンガポール人選手で、シンガポール代表でもあるアダムの登場にスタジアム全体が盛り上がる。
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57分、高橋の蹴った右CKをファーサイドへのボールをアダムが頭で折り返すと、その前に相手選手のファールがありPKの判定!アルビSに先制の大チャンス!このPKを森永が落ち着いて左隅に蹴り込むと、アルビSが待望の先制点!
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63分、鎌田が右サイドから切り返して中央にカットインし、そのままペナルティエリアやや手前から左足を振り抜いて強烈なシュートを放つが、相手にあたりコーナーキックを獲得。
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64分、鎌田がペナルティエリア内へ絶妙なスルーパス。森永が受けてエリア内に侵入しシュート体勢に入った所を後ろから倒される。再びPKかと思われたが、これはノーファール。
73分、アダムが巧みなフェイントで相手DF2人抜き去り、左足でグラウンダーのクロスを入れるが星野には惜しくもあわず。
76分、左CKを中央でヘディングを合わされゴールを許す。その後、しばらくは勢いの出たタンピネスのペースで試合が進む。
このまま同点でPK戦へともつれ込むかと思われた89分、嫌な流れをストライカーが変える!室伏から森永へくさびのパスが入ると、ボールを受けた森永はエリア手前にポジションを取る星野へ。ボールを受けた星野は、相手を背にしながらも素早く身体の向きを変えて右足を振り抜くと、これが見事ゴール左に突き刺さる!試合終了間際に勝ち越す弾をあげ会場は一気に盛り上がる!
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アディショナルタイムの表示は3分。アルビSは森永に変えて住石と送り込む。
そして終了のホイッスル。一度は同点に追いつかれ、苦しい時間帯もあったが全員で戦い抜き、終了間際のゴールで2−1の勝利!アルビSはシンガポールプレミアリーグ開幕戦を白星で飾るとともに、コミュニティーシールド3連覇。前人未到の3年連続全タイトル制覇に向けて幸先のいいスタートとなった。
★試合詳細はこちら
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