CLUBクラブ
フットボールディベロップメント
当クラブは2004年にシンガポールプレミアリーグ(旧Sリーグ)に参戦して以来、若い日本人選手の育成をミッションとしてきました。しかし2018年、リーグの許可を得て初めてシンガポール人選手を獲得、その後は『若いシンガポール人選手の育成』をミッションに加え実践してまいりました。
具体的には、2019年にU-15を発足・活動開始を皮切りに、小中学生年代のAlbirex Singapore Football Academyからトップチームの1つ下のカテゴリーであるU-21までを整備、育成の土台を作りました。
さらに、2022年には女子チームを設立し女子選手に育成の幅を広げつつ、ベルギー2部リーグのK.M.S.K. DEINZEとパートナーシップを締結。さらなる若手選手のヨーロッパ移籍への窓口を作り育成における環境を整備しました。移籍第一号としてイルハン・ファンディ選手がK.S.M.K. DEINZEの門を叩きました。
そして2023年5月、当クラブはサッカーサービス バルセロナ社(SOCCER SERVICES BARCELONA,S.L. 本社:スペイン)とパートナーシップを締結し、シンガポールで初めて、クラブ内にメソッド部門 (Methodology Department) を設立いたしました。メソッド部門では、ダイレクターにはマルサル氏が就任、トップ選手育成プログラム「Ekkono Method(エコノメソッド)」を導入し、クラブ全体のフットボールの底上げと価値の向上を図ります。
今後も当クラブは、シンガポール人選手の育成に力を注ぎ、日本人とシンガポール人が融合した『アルビレックス新潟シンガポールのサッカー』を構築します。
トップ選手育成プログラムの全体像
育成の土台づくり
2019年 | U-15設立 |
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2020年 | U-17設立 |
2021年 | Albirex Singapore Football Academy(U8〜U-18)設立 |
2022年 | 女子チーム発足 U-19を設立しCOE(Centre of Excellence) U-21カテゴリーのリーグ戦に参戦 |
2023年 | メソッド部門を設立し、ダイレクターにマルサル氏が就任 トップ選手育成プログラム「Ekkono Method」導入 |
エコノメソッド(Ekkono Method)とは
エコノメソッドはサッカーサービス・バルセロナ社が提供する『世界で通用するトップ選手育成』のためのプログラム。これまでパリ・サンジェルマンなどヨーロッパのトップクラブや一流選手たちに指導やアドバイスを施してきた実績をもつ。
指導方法は、判断力、想像力に⾧けた賢い選手の育成を目標としており、エコノメソッドを構成している 4つの要素 (ゲーム、コンセプト、認知、問いかけ) を使ったトレーニングを行うことで、さまざまな状況に適応して適切な対応ができる知的な選手を育てる。また、直接指導するだけでなく、コーチやチームスタッフに対しても助言をするなど、クラブ全体でアイデンティティの構築や価値を高めるためにコンサルティングを行う。